幸せのプチオフ 03’11 岡山






 ――風 光る ――

奏でた音楽  夢になって膨らみ

ゆくあてのない  風にのって

青空にとけていった


世界と結ばれたやさしさ

気づかぬままに 雨雲は去って

ペパーミントな声 十一月の口笛さ


あの角を曲がったなつかしい街で  いつか夢見るように弧を描こう

遥を仰ぐ少女から 明日を紡ぐ母 幼子の夢乗せて

空は銀色  柳はそよがず 水面光る
 

          【 ――私のシンデレラ――遠距離の隣人に捧ぐ 】

 

 予定どおりとはいえ(笑)、あまりにもあまりにも楽しかった濃縮された時間♪♪♪
わずか3時間のシンデレラとの逢瀬に、「浮かれ過ぎず」――そんな導入装置を自らに言い聞かせて、ベッピンさんと逢瀬を楽しんできた報告です。
 
 殺伐とした、日々の暮らしに、『物語』の挿入はみなさんきっとムズカシイのでしょうが、アタシの唯一ともいえる特技が、この人生にいくらでも転がっている『物語』を汲み取り、感じとり、また表現できる、語り部たらんとしている「能力」だと思ってます。
わかりやすくいえば、「人間大好き」そして「人間ダイキライ」(笑)
わかるかな?(笑
これが「生を謳歌する」――ということなんです。


では、はじまり、はじまる――


「もしもし、おはようございます~~。ごめんねっ!雨降らしちゃった・・・・」
「(笑)アハハハ~~。いいですよぉ~~」
い、いいですよって、、、やっぱアタシのせいかい?・・・・・(涙
「傘持ってませんよね?2本持って行きますからね~~。では研修がんばってください」
「あは、モーニングコールありがとうございますっ」

ちょうど1年、、、、これまでたくさんのコトバを交わし、交じり合い、またディカッションを重ね、ついにというかやっと「再会」できるこの日―――なにかと多忙な二人をめぐり合わせてくれた縁結びの神様はアタシたちに「雨の装置」の舞台を整えてくれた。

ウラミマスヨ、、、ホンマ・・・。
「ママ~~!!傘持って行ってあげないかんけん、あげれるような傘出してぇ~~」
「もぉ~~そんなん100円傘買えばええやん、、、じゃこれはどぉ?パパいつも使ってるやつの、これお揃いよ♪」
「おぉ~~ラブラブモードの花ふたつ開く~だねっ♪」
「さぁさ、駅まで送ってあげるけん、荷物はもうまとめたんかいね??(笑)」
「「え?荷物?デジカメとミニアルバム入れたこれだけだよ?」
「ふ~~~~ん、それ私のバッグまた使うの?で?たったそれだけで家出るん?パパ・・・」
「(大爆)しょ~~もなぁ~~。ほれよかワシおらん間、掃除と片付けしとけよっ##そのあとに実家に行けよ。泊まるんやろ?なんて優しいオットさん♪そのために留守!にしてやるんじゃけん」
「はぁ?トットコトウチャン・・・・ほんならチビまるくんも連れていってよ」
「いやじゃ、なんでライバルお供せないかんのぞ。モモタロウの国いうてもなっ#」
「ライバルって、どういうことよ?」

というわけで、ハニーが入り浸ってる車屋さんでもらった傘なんだろうか、見栄えはともかくやけに重たい傘二本もって駅到着。
「じゃ、ママよろしくね、チュ☆」
「・・・・・・・せんよ。。。。」
「・・・・・・・なんでよぉ~~。。。」
ったく美女は美女のにおいがわかるのですなぁ~www
こりゃ、「もうひとつ」の『物語』も楽しめるということです(アホ
あっ、ヤバ!電車来るやんかぁ~~(汗
 トウキョウでのプチオフでは汗だらけの毎日で残酷な日々でもあったのですが、雨だし、さすがに汗かくこともないやとたがをくくっておったらいきなりこの汗ですが・・・・・(TT
岡山行きのJRはアンパンマン列車でした。
――よかった~~ちびまる連れてこんで・・・――連れてきたら「降りんもんっ」とてこずらされるとこやった(安堵
で、席空いてないし・・・あっヒトツだけ空いてた・・・しかも若い女性の一人旅・・・。
しめしめ、、でもここはスケベオッチャン丸だしにせんよう寝たふり最初かましたろ・・。
―――で、、、浮浪者風のオジサマにおこされました・・・
「アンチャン、、岡山で・・・」(大泣き

待ち合わせは岡山駅近くのホテルのロビーに12時半。今11時。
ここはおデートの下調べに倉敷まで足運んでおこうかなっ♪
プチオフ報告でもなにかと幸せ帳でも、「まるくんは道にすぐ迷う」のを知ってるとはいえ、
またいただいたメールの>「私は、道に迷うの大好きなんです。」
なんて愛の囁きにだまされちゃあいけませんっ(笑
で、、、待てども待てども山陽線ホームに電車来ません・・・・なんで?え?!今しがた2本は10番ホームから?!どぉ~~いうことぉ?!
とっても有意義な#ときを過ごしてちょうど約束の時間じゃないですか・・・・・・(涙
で、駅ビルを出たら、、、、


快晴☆ピカリンコ・・・・・・・・


「・・・・・・・・・・・・・・」

岡山の人間は傘持たないで外出するんか?
ロンドンの市民みたいやないかいな?
という疑惑はあっさり退けられました(涙

で、めざすホテルはすぐ見えました。
これなら迷うことないし♪
でも進んだ道はタクシーのロータリーに突き当たり、大回りしなければならんかった(涙

結局ホテルに着いたときには大汗かいてました。
あせって歩いてちょうど12時半。
彼女の研修は>「ちょっとおすと思うからゆっくりめに来てね」
待つのは「ダイキライな」アタシで、よく恋人と自らお別れしてきたタイプなんざんすが、待つ悦び♪を味わえるお年頃になりました(笑
なに、シンデレラをお迎えするのに「前章の余韻」を楽しみたいじゃないですか(笑
ロビーでくゆらす煙草も美味いっ。。。ちゅうもんです。
この悦びを分かち合おうと(?)そして、ハヤル気持ちも鎮めねばと「トウキョウの愛人ライバルさん♪」(笑)にメールしました。
で、すぐ返信くださいました。
自らの画像つきで・・・・・
「うわっ!前よりもっとカワイイ♪!!このオナゴさんはホンマ写真の度にカオ変わるんやなぁ~~あ~~ドキドキした・・・」
ハヤル気持ちを押える逆効果でした(大爆
この変化したハヤル気持ちを(爆)押えねばと今度は同郷の横浜の新しい愛人さん(笑)にメールを・・・・あれ?繋がらない??設定ミス(涙
機械オンチのアタシはとぉぜん放置(苦笑
ここはハヤル気持ちを押えるためにフロントの方に聞いてみようかな・・・・・
そのためにわざわざ玄関前でなく奥のフロント前のソファにふんぞりかえってるんだもんね♪
メチャカワイイ♪フロント係りさんいるから♪
「すみません・・・・昨日今日とこちらで医療カンケイの研修会なさってますよね?待ち合わせしてるのですが、もう1時くるんだけど・・・・」
「はい申し訳ございません。終了12時半と承ってはおりますが、ご熱心に研修なさってらっしゃいますので、もしよろしかったらあちらのラウンジでコーヒーなどおだしできますが」
―うわっ、応答がまたできてる♪はあとみっつ――
い、、、いかんいかん、、ここはがんばってる彼女の研修なんぞに想いを馳せてみようではありませんか・・・。

>「――今回の研修はねHIVという病気の知識と、こういう社会的偏見が大きく罹患するとリスクの大きい病気を抱える患者さんや関係者・ご家族の方への支援をするために必要な技術を身につけよう!っていう研修。
 私自身の考えとしては、確かにHIVは社会的偏見が強いという意味では支援する際に特に気をつけなくてはならない点があるのかもしれないけど、別にHIVだけが特別なのではなくて、どんな病気に対してもHIVに対して注がれるのと同じように、配慮が必要なんだって思ってます。
 C型肝炎とか、糖尿病とかもHIVと同じように社会的偏見はあるし、一生治療を続けなくてはいけないという意味でも患者さんが受ける負担も同じくらい大きいしね。
 だから、HIVカウンセリングを勉強する・・・っていうよりも、とにかく病院を受診する全ての患者さんに対する時の心構えを、HIVを例に勉強してみる・・・ってつもりで出かけます―――」
>「――これってまるくんも興味あると思うけどどうよ?」

あります!あります!はやく聞きたいです!
だからお願いだから早くでてきてぇ~~(哀願
はやくアタシの前に舞い降りてくださいましよ~シンデレラさん・・・
って・・――遅いな~~~――
荷物持ったひとたち次々と降りてくるのになぁ~~・・・・
で、エアポケット状態のときに背の高い美女ともうひとりの美女・・・・・
え?え?
アタシの胸のなかでの面影が・・・・・
ない・・・・・・(大汗
二人に「微笑みの会釈」されました・・・
どぉ~~~~~~いう展開にっ


    (つづきます、次回いよいよ登場)
























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